ペシェ ミニヨン

創業 平成17年1月7日
創業の動機 30歳までOLをやっていましたが、その仕事に魅力がなくなってしまって、
ほかのことをしてみたいと思っていたところ、たまたま喫茶店で働けるところがあったので
そこでお菓子づくりをはじめました。本格的なお菓子づくりはそこが初めてです。
オーナーがいい方で自分も脱サラをして始めたものだから
応援してくれる気持ちを持ってらっしゃってそこではじめたのがきっかけでした。

仕事を続けていて、結婚、出産を機にやめていたのですが、子どもが大きくなって
手が離れてきましたのでそろそろやりたいなという気持ちがあって、
たまたま私の父が亡くなったタイミングが重なったので、家を建て直す、
だったら自分の店もつくろうかと考えたわけです。
ほかに店舗を借りて家賃を払うのは大変なので、
自分の地べたに店舗を建ててやるのならできるかなと思ってはじめました。
店名の由来 フランス語で小さな罪、ペシェが罪で、
ミニヨンが小さいという意味です。
フランスにもこういうお店があるのですが、おいしいもの、甘いものを食べると
ふとってしまうので罪づくりなこと、だけどそれを我慢できないくらい
食べてしまいたいようなものをつくり続けていきたいと思っています。

修行時代に学んだこと 最初の店では、オーナーから
お客様にどれだけ満足していただけたか、
サービス面での気持ちの持ち方を学びました。
あと都内のお店のいくつかでは、細かいレシピとか、クリームとか、
仕上げの細部とかを学びました。
パン作りは、教室とか、学校とかで学びました。
創業時の苦労 職人にて手ほどきを受けて始めたわけではないので、
私と夫と姉の3人で手探りで始めたのでわからないことが多く、
そういう意味で苦労しました。工夫としては、キッチンはどういう風につくるか、
機材はどういうものを入れるか、どの程度のものが必要なのかなどです。
そんなに大きな商売でないので限られたスペースと機能の力の度合いを考えて、
オーブン、冷蔵庫とかコンパクトで使い勝手がいいものを選びました。
パンの設備は買いに行ったところでいくつかヒントを得て選びました。
工夫したこと 妥協をせず、いい材料を使っていくことです。
材料へのこだわりは、具体的には、自分が食べておいしいと思えるものを選んでいます。
パンの材料も同じです。パンの材料は、業者の方と相談してきめています。
お菓子の材料では、生クリーム、バター、チョコレートなどを大切にしています。

お店の設計 設計士とインテリアのコーディネーターの方にお願いしました。
フランスのペシェ・ミニヨンというお店は、写真で見ると、木調の感じで、
入り口や壁も参考にしました。 
レイアウト 温かみのある雰囲気作りを心がけ、壁紙や木をいかした感じにしました。
中に入ってくるのが楽しみになるようなお店にしたかったわけです。
品揃え お菓子は、ショウケースには、シュークリーム、プリン、チーズスフレ、
スフレショコラ、マカロンなど、ショウケース上の籠には、マドレーヌ、フィナンシェ、
ブラウニー、クッキーなど、パンコーナーには、食パン、レーズンパン、
サンドイッチ(ハム・たまご、ナスのトマト炒め、コロッケなど)、デニッシュ、
クロワッサン、りんごのパイ、アンパンなどを提供しています。
お菓子とパンは半々ぐらいが良いと思っていますが、
当初考えていたのは、7対3くらいです。 
パンの好きなお客様が、思ったよりも多いと感じています。
おすすめ品の特徴は次のとおりです。
シュー・パリジャン アーモンドを散らして焼いたシュー皮にご注文をお受けしてから
カスタードクリームをたっぷりつめてお出ししています。
なめらかプリン 口どけのなめらかプリンです。
チーズチフレ クリームチーズを使って焼いたスフレタイプの
あきのこないチーズケーキです。
スフレショコラ クラシックショコラをよりしっとりさせたチョコレートケーキ、
生クリームを飾っています。
マカロン 最近はとりあげられることが多くなった
一口サイズのメレンゲの焼き菓子。
外側はサクッ、中はしっとり、いろいろな味のバタークリーム
をサンドしています。
食パン 当店でお出ししているパンの中では、やはり一番のおすすめです。
一度召し上がって粉のおいしさを味わってください。
レーズンパン レーズンをたっぷり入れています。
アンパン 北海道の小倉あんを使っています。ほどよい甘さです。
クロワッサン 外側はサクサク、中はしっとりのクロワッサンです。
ラスク シナモンシュガー、チーズ、ガーリックの3種類、
ちょっとしたおやつ、おつまみにどうぞ
         

お客様に対して心がけていること 口に入るものですから、
衛生には気をつけ、安全なものをいい材料を選んで使って、食べて楽しい、
喜びを感じていただけるものを提供したいと思っています。

お客様は、近所の方が中心で、幼稚園とか小さいお子様を連れたお母さん方が多いです。
お客様の声として、お宅の食パン、本当においしいねといわれるとうれしいですね。
シュークリーム、プリンは子どもが喜んでいましたなどお褒めの言葉や、
もう少し数を作ってくださいとか、フランスパンを作ってくださいなどの要望があります。
広告・PR 朝日新聞のかわら版、回覧板広告に出したことがあります。
最近、消火栓表示柱につり看板を出しました。
お客様は、口コミでこられる方が多いようです。
今後の展望 お客様に喜んでいただけるよう地道にできるだけ長く
つづけていけたらと思っています。
また季節を生かしたものづくりをしたいと考えています。
 春は、抹茶、ピンクのお菓子、例えば桜パン
 夏は、さわやかな果物、例えば桃
 秋は、栗
 冬は、おいも、チョコレートのケーキ 
商店街のイメージ 地元密着という感じです。
以前の活気が大分落ちてしまっていますが、ぜひ盛り上げてほしいと思います。
近くにあると便利ですから助かっていらっしゃる方がたくさんおられると思います。
環境問題 クリーム類の油を水道の流しで流さないように考えてやっています。

商大生に一言

みなさんボランティアに熱心で、まじめな感じを受けています。駅から歩いてくる学生を見て大変だなあと感じています。

(傍白)閑静な住宅街の中に、洋風の瀟洒な建物があり、その一角に「ペシェ・ミニヨン」があります。
こんなところにお店があったのかと驚きました。


(2006年5月22日 森 千香子、川添 久美子さんにインタビュー)

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