KAZU COFFEE

創業 平成10年6月頃、国府台の産業道路近くで、焙煎コーヒー卸・小売の店「コーヒー井上」を開業した。
2年後、お客さんに真間の方が多く、道を渡るのが大変なので是非移転してほしいという要望があり、
帰り道でもあった現在地、市川市真間4−5−11で間口も2間半と広げ、
数たくさん売るために「KAZU COFFEE」に店名を変えて新装開店した。

私は貿易が好きで、輸入して最終消費者に直接販売するものがほしかった。
ものは何でもよかったが、不思議に南米とかそういうところのものが好きになり、
そういう国に行きたいということでコーヒー豆の輸入販売店を始めた。
もとはといえば大学4年間でいろいろなアルバイトをやり
何が自分にあうかチェックした。

また就職か自営かと迷い、最終的に自営に決めた。
小岩で時計眼鏡店から始め、外国に行きたい、どの品目が外国に行けるかと考え、
宝石店に行き着いた。ビジネスで外にでたいということでいろいろな国にいきました。
楽しかったです。国際社会にでていきたいというのが今の仕事の原点です。

当時の状況 今と変わりません。あまりいい状況でもないし、耐える時期だと思っていました。
何年も耐えてがんばるしかないと思っていました。
大きな事件 自分のことで忙しくて、自分が何の仕事をしようか、
年も44歳になっていましたし、もう一店舗やっていましたし、
これからのびるものということでやっていましたし、周りのことは見えませんでした。
何となく感じたのは大型倒産が何件かあった。
日本リースとか、会社の倒産ばかりが目立ったのを覚えています。
コーヒー店の前にやっていたお店は、市川市そよで
スナック「パブリックハウス」でバンドを呼んで、
カントリーとかジャズをみんなに聞いてもらってやっていました。


コーヒー店をやる前は、大手のコーヒー豆を買って使っていました。
なんてまずい豆だろうと思っていました。
どんな点て方をしようと何してもおいしくない。
おいしくないかがわからなくてずーっとコーヒーはまずいものだと思っていました。
これがきっかけになったわけではなく外国にでたいという強い気持ちが
コーヒー豆につながったのだと思います。


重点商品
 コーヒー豆の質です。
ちょうど有機栽培がここ10年ほどはやっているが、適当にやっている有機栽培が多い。
私たちはアメリカとかドイツとかに認定されて農園と協力して
土を改良して農園主に対してコーヒー豆のいいものを作るという努力をしています。
こちらがそれを望むということです。ということは相手の作るコーヒー豆の質を上げていくことです。
一人ではできないので何社か集まってやっています。
そういう豆の販売を重視してやっています。


ブラジルですと日本の方が農園をやっていますし、
あとペルーの豆は業界ではくず豆といわれていますけど私どもが買っている豆は非常にいい豆です。
農園主を変える教育をして、自然農法というか、ミミズがいる土、
そういう豆を今後、重点的に売っていきたいと思っています。
商社なんかはトンいくらで取り引きしますが、我々の団体はいい豆を作ってもらえれば
それに価値観がでてきますし、そういう値段で買います。相手も一生懸命作る意欲を出す。
そしていいコーヒー豆ができますし、みなさんにおいしいいコーヒー豆を
買っていただきたいということです。
そういう豆を商社がビジネスサイクルで買えなかったということです。
だから中小企業がみんなで努力しあって買ってみんなで分け合っている。
中小企業で全部やることはできないので、大手が全部とってしまっている部分もあるのですが
できるかぎりやっていこうということです。

夢は農園を持ちたいですね。

我々のところはドイツ人がやっているのですが、現地との連絡はFAXでやっています。
必ずうちの関係の誰かが収穫の時期に農園にいっている。
こちらでの販売をきちっとやらないといけないので私はまだいってない。
品揃え 
全種類を取り扱っている。

コーヒーは暑い地域、高地で温度差があると良質の豆ができる。
コーヒーの賞味期限は、二週間です。焼いてからから一ヶ月、深焼きは二週間です。
一ヶ月すぎると体に悪い影響があります。

学生へのお薦め品 学生さんは缶コーヒーを飲んでいる。
缶コーヒーはすごく高い。
ブルーマウンテインNO1を通常で買っても、うちのものだと一杯10円位ですむはずです。
だから学生さんに薦めるのは面倒がらないで焼きたての豆を飲めたら
缶コーヒーよりやすくてすむのではないかと思います。

お客さんに対して お客さんにあったコーヒーを心がけています。
あくまでもトークですが一度目はチェックのためのコーヒーを出します。
私をモデルにしてちょうど中間の味のものです。
始めてきたお客さんには三回きてあなたに合うコーヒーをお出ししますといっています。
それでお客さんがこの間のコーヒーは苦いだとか酸味が足りないとかいっているうちに
だんだん近づけていきます。カルテは頭の中に入れています。
そのお客さんの顔みるとわかります。


今後、完璧なカルテを作るつもりです。お客さんは一日に平均四,五人です。
くるときは一〇人以上きます。
食品ではないのでスーパーのようにたくさんのお客さんは来ないです。
うちにきてくれるお客さんはほかに流れない。
流れてもうちの方が真剣にやっているので戻ってくる。
喫茶店など業務用の卸が70%であとは一般のお客さんです。
国別のコーヒー豆を焙煎して、お客さんの指定で豆のまままたは挽いて、
単品またはブレンドして販売している。

レイアウト 全然気にしないで動いています。
倉庫みたいです。本当はきちんとやりたいのですが
作業場みたいな感じでやっています。お金がないから、がんばっています(笑
きちんとやればどの商売も必ず儲かります。
もうけよう、もうけようと思ってと失敗したこともありますので、
普通にやればいいと思います。
今後、お店に試飲用のコーナーを持ちたいと思っている。

商店街のイメージ 全体のイメージはどこの商店街も寂れていますね。
その中でこの商店街はがんばっている方だと思います。
弘法寺、手児奈霊堂、市の祭事にはコーヒー店を出店している。
なるべく北の商店会が一つになればいいと思っています。
いろんなイベントももう少し大きくやれるといいと思います。

環境問題 位置から市の決めに従って分別しています。
それとけむり対策です。今のところ苦情はでておりません。
日本製の藤井ロイヤルの1キロ釜を使っている。
来年、4キロ、7キロ、12キロのいずれかを入れようと思っている。


商大性に一言

学生生活をがんばってください。
社会にでたらまじめに仕事をやっていかないといけないので、
二度とない学生生活で思い出となるように人の輪を広げたらいいと思います。
勉強は当たり前のことだし、いまのこういうグループを大切にして
一生つきあえる友達を作っていくよう作業をしたらいいと思います。
二度とない生活ですから。幸せなことだと思います。


(2002年11月12日 井上さんにインタビュー)


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