広岡商店
商店卸・小売り

ここに書かれているのは、当店の歴史を掲載したものです。
現在のお店の状況や取扱品目等とは
異なる場合があります
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創業年月日

昭和58年6月10日

商店街から離れた真間5丁目の1軒屋で開業した。

私は、兵庫県揖保郡の山に囲まれた山村で昭和13年に生を受けた。
西の小京都といわれるここには日本一が二つある。
そうめんの揖保の糸とうすくち醤油である。
高校を卒業して石油会社に入り、現場から本社、
千葉の営業所など
25年勤めましたが、
父との死別を契機に商売をやってみたいと思ったわけです。
私は勉強が嫌いで遊んでばかりいたのですが、
商売をしていた叔父からよく商売をやれといわれ、
その時はいやでいやでしょうがなかったのですが、
それをひょっと思いついて昭和57年に25年つとめた会社を辞めて、
翌年の6月10日にお店をはじめました。

当時はコンビニ関係では、セブンイレブンが酒屋をねらって
勢いよくオープンしていた時代です。
またダイエー、イトーヨーカドーなどの大型店がどんどん地方都市へでていって
周辺の商店街で反対、反対が始まっていた時期でもあった。

店としてはコンビニをやりました。その他に野菜、果物も置いた。
また生家がたまたまそうめんの「揖保の糸」をつくっていた関係でそれも置き、
同じ揖保郡でつくっていた「ヒガシマル醤油」の薄口醤油とつゆも扱った。
それに地元の国分で作っている手作りカステラを
広岡商店の留型として売っている。
これが結構私の主力商品になっています。


現在 だから今では女房と二人で、そうめんとカステラで食っているようなものです。(平成14年当時・平成24年では、せがれも加わり3人でやってます)
あとタバコとジュース、雑誌をほんの少し置いていましたが、あちらこちらに、スーパーマーケットが進出し、安価で売るようになってしまったため、お店にはタバコとジュースをほんの少し置き、雑誌はやめてしまいました。
今は、さかえ屋のカステラを中心に“揖保の糸”など、関西の商品も取り扱っています。
それと灯油の配達が少し残っています。お客さんは年寄りとサラリーマンで留守している人たちです。
夜遅く帰って灯油が切れて寒い思いをしないように黙って入れておいてくれるとか、
お年寄りで重いものをもてないからちゃんと運んでくれてありがたがっている方とかがお客さんです。
値段なんか関係ないですよね。やめるにやめられないという、根が人がよいというかそんなところです。
親切にするということしかないでですね。あとのお客さんは卸なのでどさっと置いてくれば終わりというかたちです。


商大生に一言

一般社会をよくみて、生きた広い視野で何事も見てほしいと思います。
学生さんは卒業してやっぱりなるだけ大きいところへ勤めたいいみたいですね。
時代が変ったか知れませんが、でも私たちの個人商店みたいなところが本当に底辺を支えているのですよ。
大きいところにいくと底辺のほうが見えなくなってしまうんですね。
だから底辺でこんな人たちが支えているんだよということを学生さんが忘れないでいてくれたら
非常によいんじゃないかと思います。

当店は、商大の学割制度にも参加しております。
特典は、気持ち程度で申し訳ないですが、10%割引をサービスしています。
思い立ったときには、足を運んでくださるとうれしいです。

商店街の全体のイメージ

私の所はたまたま真間の商店街と国分の方にも入ってるんです。元々国分の方に入ってたんですよ。
で、住所は真間なんですが昔からのお付き合いが国分の方が多くて、子供達も国分の方の小学校に行っていたんで、
そういう関係で国分の方がお付き合いが長いもんですからあっちの方に入ったんですけど、でも外環道路の問題で店がどんどんなくなちゃって、
商店街も寂れてきちゃったし、そしたらこっちの真間の商店街がおいでよと言ってくれて。

だから今私は両方の商店街に入ってるんですよ。そのくらい両方の商店街からぽつんと離れてるんです。
だから「商店街」といったイメージはないんですけどね。でも一般的に商店街のイメージっていうのは
どこでも昔からの商店街っていうのはお店がずっと軒を並べてやっているけれども、なんていうか、今道が狭いじゃないですか、
それに車社会でしょ、そういうところからいうと、市川なんて特にね、道が狭いんで駐車場があって、
車で行って買い物できるっていう所は少ないわけですよ。だから私の所に来ていただいても、
例えば一人のお客さんがどんと一台置いたら他のお客さんは留められないですし。

そんな状態でもうこの商店街そのものがそうですし、商店街だと後ろから来た車が通れない状態だから。そういう意味では寂しい商店街ですよね。
個々ではがんばてっるつもりでも、やっぱり全体としてのイメージが車が入れないという悪いイメージになりますし、
どうしても売り上げが響いてきますね。中にはがんばってる店もあると思いますけど、全体としてはねそういうことがありますよね。



(2002年5月25日 広岡敏宏さんにインタビュー)
(2012年2月24日 ・ インタビュー / 2012年3月15日 ・ 更新)

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