エマ美容室

ここに書かれているのは、当店の歴史を掲載したものです。
現在のお店の状況や取扱品目等とは
異なる場合があります
ので、あらかじめご承知おきください。
なお、最新のお店の情報をお知りになりたい場合は、
お店までお問い合わせください。

創業 昭和52年11月

初代店主 松山正和さんは、千葉の南のほうの安房勝山の出身で、
亜細亜大学を50年に卒業後、東京の柳橋の美容雑貨店(問屋)に就職し、
コンパクト、ポーチなどの卸しをやっていた。
出身が千葉県ということで川を越えて市川にアパートを求めた。
もともと美容師だった奥さんと結婚し、二人でやるつもりで、
特に市場調査を行うこともなく、近くの川のそばに空いていた土地、
市川市真間4−5−11でエマ美容院を開店した。23歳のときである。
半年後に美容雑貨店をやめ、美容専門学校も通って
美容師免許を取得した。その後、平成元年に移転し、
現在、真間2−17−14にて営業している。
大きな事件 北海道、洞爺湖畔の有珠山が32年ぶりに噴火した。
王貞治、通算756本塁打を打ち、世界記録を達成した。
商業では、ヨドバシカメラ、メガネドラックなど安売り店が大盛況を博した。
このまま地区では、第1回のほおづき市(フリーマーケット)が開かれ、
弁天さんの通りにも店が出て、5万人もの人出でにぎわった。

発展 開店当初は、真間小学校のそばにあったので、
PTAとかに出るお母さん方が美容院にこられて、
セットして、きれいになって出席されるのが一般であった。
今は、ヘアスタイルも変わり、カラーも自分でやり、
フィンガーブローで髪を整えられるので美容院にいく回数が減っている。
以前は自分でできないので美容院に行くのが普通であった。
発展 開店のときは、7坪の広さに3台のカット台であった。
12年前、40歳になって、スペースも広げ、スタッフも雇って、
ここで勝負しようと思い、移転した。

新店は16坪の広さであり、台も4台に増やし、
道具も全て新しいものへと変えた。着付けのスペースも拡大した。
平成6、7年ごろの最盛時にはスタッフが5名いたが、
集客力、利益率が徐々に悪くなり、夫婦でやっていくという営業形態に戻った。

常に勉強会へ参加しているが、勉強会でこういうヘアスタイルとやるが、
若い美容師と50代の美容師では出来上がりが違ってしまう。
若い人は一見、華々しいが、顧客として長くは続かない。
若い人をつかむには感性が必要である。

同じ毛を立てるのにも違いがある。
若いときは、自分が若かったのでなんとも思わなかったが、
今は若い人たちがつかみづらくなっている。
とにかく疲れない程度にはがんばってきた。
今は新規の顧客を固定客にするのが難しく、地味だけど、
昔からのお客様を大事にしている。

この業界では自分の年齢の前後10ぐらいの客層をつかむのが常識で、
若いスタッフは、その底辺を拾うという役割で置くのが通例である。


お店の特徴 店内では有線でクラシックの音楽を流し、ゆったりした雰囲気です。
(それで若い人が居づらいと思っている。息子も美容の勉強をしているが、
一緒にやろうとは今のところ考えていない。)

ヘアー、着付け、メイク、ネイルといった美容一般を行っている。
着付けは、七五三、成人式、その他家庭でお茶会、法事、
お祝い事など行事があったときである。ネイルといっても
美容院のネイルはあま皮を切る、手入れ、マッサージである。

(爪の上に色を塗ったり絵を描いたり、パールやストーンで
きらびやかに飾ったりするネイルアートとは違う。ネイルアートも
できる美容院はまた別にネイルアーティストを雇っている。)

カット、パーマ、カラーが主力で、お客もヘアーが9割を占める。
店販品は、シャンプー、トリートメント、ムースなどナンバースリーのロレアル、
ルベル、ウエラのメーカー品を置いている。
これは何かとお客様に聞かれたときに薦めることにしている。
年齢層は50代が比較的多く、30、40代がぽつぽつといるぐらい。
20代はあまりない。
お店のレイアウト 特に着付け室はデザイナーを入れて
店内を広く見せるように工夫し、
やわらかな印象を出すためにアールをつけた。

お客様との関係 一番はお客様の希望どおりの髪形をつくる。
付加価値として気持ちよく変身してうちの店から
出て行っていただけるように目指しています。

商店街のイメージ 手児奈橋通り会、真間本通り商店会、
真間大門会、大門通り商店会と4つの地域が分かれていて、
連合会になっている。今までは一つの通りで活気があったが
お店へっていくので、予算的にも、活動的にも
ひとつにして強くしたほうがよいと思っている。

真間大門会のイベントは他の地域よりもイベント数が多く、
スーパーなど大型店に対抗するため、
またお客とのコミュニケーションづくりを進めている。
美容院は、ものを売るという業種ではないので
イベントに参加するには少し難しいが、来店されたお客には
500円一枚の抽選券を配布するというかたちで協力している。
環境問題 シャンプーなどの化学薬品を使うので、気にはしている。
ぜひメーカーのほうで、排水しても環境に影響の少ない商品を
開発してほしいと思っている。

お店の逸品 特徴をこれから出していくために取り組むのは、
要予約で体の不自由な方やお年寄りのため、
こちら側が足を運んでカットをしてあげたいと思い、
休日の火曜日の午前中に、市内に限り出張カットを行っていこうと思っています。

今後の展望 お客様一人一人との心と心のふれあいを大切にし、
あせらずに一人一人のお客様に対していきたいと思います。
自分の年齢の前後10年のお客様を中心に、
それを補うために若いスタッフを入れて底辺をカバーしていきたい。

学生への一言 
商大の学生は素朴で、瑞穂祭のパンフレットに協力している。
自分も学生時代に集金に苦労したので真っ先に協力している。
卒業式の着付けはウチの店に来てほしいですね。
祝い事やイベントのある際には、袴や着付け、カット、貸し衣装ができますから、
ぜひお店のほうに足をはこんでほしいと思います。
加藤寛先生は大好きなので、あの人の教えを引き継いで育ってほしいと思います。


(2003年10月14日 初代店主 松山 政和さんにインタビュー)